PlayStation4

【ネタバレなし】LET IT DIE【レビュー】

アップデートによって、記事内容とゲーム内容に不一致がある場合があります。

2017年2月2、ガンホー・オンライン・エンターテインメントから発売されたハックアンドスラッシュゲーム。開発はグラスホッパー・マニファクチュアです。グラスホッパー・マニファクチュアってなんぞやって感じですが、ガンホーのグループ会社らしいですね。

Twitterにアップされていたスクリーンショットに激カワな女の子がおり、詳細を聞いたところダウンロード版は100円!ということで、即購入しました。果たしてどんなゲームだったのか…

LET IT DIE(18歳未満閲覧禁止)→公式サイト

個人的には英語音声の方が好きですねえ。雰囲気にマッチしていると思います。

ゲームシステム

大まかな流れ

基本的にプレイヤーは自分の本拠地からスタートします。ゲーム開始時は、必ずここから始まります。

本拠地で準備を整えたら、いざ、バベルの塔(ダンジョン)に挑戦。

バベルの塔の最上階(運営開始当時は40階だったが、アップデートで伸びたらしい)目指して、むごたらしく、敵を殲滅していけ!そんな感じです。

当然プレイヤーに対する慈悲もないため、死んだら本拠地へ強制送還です。何度死んでも、とにかく上へ上へ、ひたすら進み続けます。

ハックアンドスラッシュである

上述したように「ハックアンドスラッシュ」というジャンルにあたるそうですが、そもそもハックアンドスラッシュってなんでしょう。

元々は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のようなテーブルトークRPGにおいて、モンスターを倒して経験値や強力なレアアイテムを入手し、キャラを強化してさらに強力なモンスターを倒すというプレイスタイルを指し、アメリカから輸入された言葉である。hack(切り刻む)とslash(叩き斬る)という言葉の複合が示すように、ストーリーや世界観の表現よりも戦闘に勝つ、敵を倒すということを意識しているスタイルに対して使われる言葉であり、物語性や世界観を重視してキャラクターを演技するということに重きをおくプレイヤーから、揶揄として使われる場合もある。

引用:Wikipedia ハックアンドスラッシュ

Wikipediaもこんな感じなので、今のところあまり明確な定義は無いようです。

遊んだ感想からすると、

・武器・防具などは全て現地調達
・武器・防具含むアイテムは敵を倒すことで入手
・敵を倒せば倒すほど強くなる

こんな感じですかね。公式サイトからもあるように、パンイチ状態からスタートし、襲い来る敵から武器を奪い、さらに進んでいく…という流れになっています。

ハックアンドスラッシュとして成り立っているかどうか微妙

上でも書いたんですけど、パンイチ状態からスタートして、敵からどんどん武器を奪い取って進んでいくゲームだと公式サイトには一応書いてあります。

ですが、実際のところどうでしょう。プレイヤーは自分の本拠地で準備を整えてからバベルの塔に挑むことになるのですが、本拠地にある「直噴射(武器屋)」のアイテムが普通に強い。

直噴射で武器を購入する際にはもちろんゲーム内マネーがかかるのですが、直噴射では武器を開発(強化)することが出来るため、ここで装備をそろえてしまった方が圧倒的に良いのです。

武器・防具は全て消耗品のため、ある程度使い続けていると、そのうちには壊れてしまいます(手持ちから失う)。バベルの塔に持ち込めるアイテムにも限りがありますので、極力長持ちする武器たくさん持っていきたいのです。

道中の敵から回収できる武器は、既に敵に使い古されていたり、銃系の武器なら弾切れだったりと、使い物にならないことも多くあります。

バベルの塔の雑魚がげきつよ

バベルの塔内のフロアには複数種あり、雑魚がうろうろしているエリア、中ボスのいるエリア、大ボスのいるエリア、いいアイテムが落ちてるエリア…など、さまざまあります。

そしてこのゲーム、基本的に超絶くそムズゲームです。

そこらへんの雑魚が普通にそこそこ強いため、きちんと防具を揃えて対策しておかなければ、ちょっとレベルが足りないだけでワンパンされる可能性が大いにあるのです。

死にゲーだからそういうもんだよ!と言われればそれまでですが、あんまりにも死にまくるので離れちゃった人もいるんじゃないかな…。

謎のレベル上限

雑魚に負けるんだったらレベル上げしろや、ってなると思います。

ですがこのゲーム、「ある特定の階層のボスを倒すことでレベル上限が解放される」仕組みになっています。

例えば、「このボスくっそつよい…レベル上げしよ…」と思っても、そのボスを倒すまで上限レベルが20、となると、どれだけ頑張ってもレベル20で戦うことが避けられないのです。上限レベルまで育成したにも関わらず勝てない、となると、もうどうしたらいいのやら…

プレイヤーを救済する課金システム、瀬戸際子

ダウンロード版の価格は100円だと先ほど書きました。ではどこで収益を上げているのか?という疑問が浮かぶと思いますが、それがこの救済システム、瀬戸際子です。

瀬戸際子はプレイヤーのピンチに颯爽と現れ、「石買ってくれたらその場からコンティニューさせてあげるよ…」と語りかけてきます。

要は最近確立されているソーシャルゲームと同じ仕組みで、このゲームも「基本無料、アイテム課金制」なんですね。CERO Z指定食らってるので無料配布できず、致し方なく100円に設定されているのだと思います。

ソシャゲ的な要素

瀬戸際子の項で書いたように、基本無料・アイテム課金制なのです。無料(まあ100円だけど)でも遊べるけど、金払ったら優遇してあげるよ、という感じ。それで収益を得ているため、とりわけ不満ということはないです。ちょこちょこ無料石配布もしているし。毎日ログインボーナスも貰えますし、曜日イベントや、ゲリライベントなども行っています。バベルの塔は週によって構造が変化したり。定期的なアップデートもあり、新装備の追加やレベル調整、はたまたキャンペーンなど、ユーザーを飽きさせない運営の努力は伺えます。

ですが根本的に、コンシューマー機とソシャゲのシステムがマッチしているかどうかなんです。

仕事から帰って、家に帰ってコンシューマー機を立ち上げる、っていうの、意外と毎日続けるのだるいんですよ。あ、めんどくせえ、となったら、いくらLET ID DIEが面白くても、その前のハードルを越えられない。コンシューマー機立ち上げるのめんどくさいんですよ。

その点スマホゲームは、スマートフォンをいつも持ち歩き、常に電源はついており…と考えると、このシステムとマッチしているわけです。

コンシューマー機でしっかし腰を据えてやろうと思うと、意外と力がいるものです。ネトゲをよく遊ぶ人は、そのハードルは高くないかもしれませんね。

見た目のデザイン的な話

私はデザイナではないため詳しいことは分かりませんが、とりあえず最初に始めた時は「グワーッ、オシャレ」と打ちのめされました。サブカル系とでも言うんですかね、とにかく世界観とデザイン、設定の噛み合わせはかなり上手いんじゃないかと思いました。

キャラクターデザインも、洋ゲー感にすごく溢れており(日本人いるのに)、みなさんいろんなベクトルでシャレオツです。

ただ、そのように洋ゲーに振り切っているので、個人的には日本語音声があまりマッチしないように感じました。普段英語音声で遊びなれていたのもあるかと思いますが。

過度な流血表現

CERO Z指定されるほどですから、流血表現はもうやりすぎなほどやってます。人間がそんなに血出るわけないやろ、と思うほどです。ちょっと背伸びし始めた中学生が好きそうな感じですね。昔のFlashとかにありそう。

逆に言うと、グロテスク表現はほぼ流血のみとなります。腕スパーン!首スパーン!とかはないので、ある意味良心的な流血表現だと思っています。(別に分断された人間は見たことありませんが)リアル感はなく、むしろちょっと笑えるくらいのスプラッタです。

意外と楽しいゴアディカルアタック

意外とって言うとなんか失礼ですけど、ゴアディカルアタック(簡単操作でめっちゃ流血演出!)、アクション的に気持ち良い感じです。

装備している武器によっても演出は変わるので、この武器ならどんな演出だろう…とつい試したくなる楽しさがあります。

個性豊かな武器・防具

スプラッタ系のデザインなので、金属バットとかチェーンソーっぽいものとか、あ~わかるわかるというものが多いです。しかし中には、エプロンとかアイロンとかも交じってて、!?となるのですが、それなりに強い装備であったり、ゴアディカルアタックがなんか面白いものだったりと、装備の見どころはかなりありますね。アップデートで追加もされていってるようです。

日本語音声で遊ぶといいところ

個人的にはデザインとマッチしている英語音声をお勧めしたいのですが、日本語音声にも譲れない箇所があります。

それは何と言っても、ナオミ・デトックスちゃんの佐賀弁。

知人のスクリーンショットを見ながら、「なんでぼくのナオミ・デトックスちゃんは佐賀弁じゃないのぉ~~??」と思っていたのですが、英語音声+日本語字幕だからでした。日本語音声のみで楽しめるようです。

容量めっちゃでかい

アップデートファイルがいちいちでかい。ちょっとやらない間にアップデートが入るので、放っておくとストレージを食い尽くす化け物と化します。容量の大きなPS4を買うか、こまめに遊びましょうね。

PvPっぽいもの

PvPっぽい、抗争というものがあります。敵の本拠地を襲撃し、資金を奪い取るのが目的となります。

ただ、襲撃に行く相手がオンラインかどうかは関係ないため、直接人対人、というわけではないのです。

各プレイヤーが設定した防衛を潜り抜け、本拠地の金庫を破壊して回ることになります。

ここで設定した防衛というのは、コンピューターによるAI操作のため、防衛する側も無事を祈るくらいのことしかできません。だからPvPっぽい。

プレイヤーに対する慈悲はない(金を払えばよい)

バベルの塔内でプレイヤーが死亡すると、(瀬戸際子に金を払わない場合は)本拠地に強制送還になります。ただし、強制送還されるのはプレイヤーであり、育成したキャラクターは死亡した階に放置となります。基本的に育成キャラクターは使い捨てなのです。死んだら次のキャラの育成からやり直し。そして死亡して放置されたキャラクターは、ゲーム内マネーで救済しない限り手元に戻ってくることはありません。

そして厄介なのは、救済しなかったキャラクターは敵として出てくる、というところにあります。自らの努力の結晶が襲い掛かってくるのです。

じゃあ救済した方が圧倒的にいいじゃん~と思いますが、その救済に必要な金額は目が飛び出そうな額なのです。最悪の場合、有り金全部はたいたとしても救済不可能、ということもあります。もう無理じゃん、っていう。

遠征

もう一つ、遠征という機能があります。遠征は、待機状態にある手持ちの育成キャラを他のユーザーのところに送り込み、アイテムゲットを狙うものです。そしてこの時の他のユーザーというのは、今まさにバベルの塔内にいる、オンラインユーザーです。ちなみに遠征キャラクターはAI操作になります。またPvPっぽい。

この遠征の厄介なところは、上述のような事情で泣く泣く育成キャラを手放し、一からキャラクターを育成中のプレイヤーが圧倒的に不利、というところにあります。

遠征に送り込めるユーザーはもちろん同レベルのユーザーに絞られています。ですから、キャラクターの育成し直しになっても不利になるのか疑問に思うかもしれません。

しかしこの「同レベル」というのは、育成中キャラのレベルではなく、育成上限レベルのことなのです。

今育成中のキャラクターがたとえレベル1でも、育成上限がレベル50なら、平気でレベル50のキャラクターを送り込むことが可能なのです。そんなことされたらもう勝ち目はありません。無理です。泣きそう。

総評

まだまだ運営中のため一括りに良い悪いと言えないのですが、なかなかドマゾ向けのゲームだと思います。筆者もいろいろ頑張りましたが、結局20階付近で詰んでいる状態です。その状態で塔伸ばしたよ~って言われてるのでもう無理かなって…。

定期的に石セールとかもしてるので、低課金ならいいかな?って人はそれなりに遊べると思います。意外とたのしいよ。

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