PlayStation4

【ネタバレなし】グランツーリスモSPORT【レビュー】

2017年10月19日にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントから発売されたカーレスゲーム。一部では「既にゲームの域を超え、シミュレーターなのでは?」と囁かれているグランツーリスモシリーズの最新作、発売前ムービーから既に頭のおかしさが伺えそうです(褒めてる)。

グランツーリスモSPORT→公式サイト

制作会社:ポリフォニーデジタルとは?

ポリフォニーデジタルという会社をご存知でしょうか。これまでのグランツーリスモシリーズを遊んでいた人なら、何度も見たことがあるでしょう。

逆に遊んだことないよ、という人は、聞いたこともないかもしれません。

それもそのはず、ポリフォニーデジタルが携わったゲームの9割は「グランツーリスモシリーズ」なのです。カーレースを作り続けてン十年、というわけです。

ゲーム内容とは全く関係ありませんが、私はこの会社の採用ハードルの上げ方が非常に好きです。

強気な採用ページ

まず、自分に値段を付けてください。
わたしたちは値引き交渉はしません。
1,000万円で応募した人は、最後まで1,000万円の人材として合否を決めます。
応募するあなたにとっても、採用するわたしたちにとっても、真剣勝負です。
優秀な技術には、相応の対価が支払われて然るべきです。
正々堂々、あなたを売り込んでください。

引用 年収別募集 | Polyphony Digital – ポリフォニー・デジタル

このように書かれています。こんな書き方をされると、気の弱い人はまず無理ですよね。

自社の技術力に圧倒的自身がない限り、こんな採用ページは作れないと思います。そのへんの大したことない会社は「ゲームを愛する気持ち」だとか「熱意」だとか、そんなので作れたら誰も苦労しないんですよね。

というわけでみんなもメキメキ技術を伸ばしていきましょう。そして高所得者へ昇華…

4Kテレビ・HDR対応テレビが必要?

結論から言うと、ただ遊ぶだけなら必要ありません。

ただし、ポリフォニーデジタルの本気を見たいのであれば、4K・HDRどちらも対応しているテレビで遊ぶことをお勧めします。あとPS4proも必要ですね。

通常のPS4、4K・HDR非対応テレビで遊ぶと、確かに綺麗は綺麗ですが、どこか限界を感じます。実際私の環境は初期PS4、4K・HDRどちらも非対応のテレビですが、まあ綺麗っちゃ綺麗だけど、普通にCGだよね、という感じです。

動画で見られるレベルの異常とまで言えるレンダリング技術を堪能したいのであれば、PS4pro、4K・HDR対応テレビは必須でしょう。

特にそういうものはなく、単純に遊びたいだけだ!という人は普通の環境で問題ありません。

そもそもどんなゲーム?

遊んだことのない人向けに簡単な説明をします。と言っても、このゲームは明確なクリア目標を掲げているタイプのゲームではありません。

基本的には、レースに参加し優勝、獲得した賞金で車の購入や改造を行い、また次のレースに参加、そしてまた獲得した賞金で…というサイクルが延々と続くことになります。

ですが、車をたくさん得ることや強化すること自体がゲームの目的、というわけでもありません。プレイヤーがしたいように、車と戯れたら良いのです。

ですから、最初に乗った車でどこまで行けるか挑戦しても良し、いろんな車に乗ってみるのも良し、愛車をひたすら愛でるだけでも良し、なのです。

このゲームに登場する車やその会社は実際に存在するもの(トヨタとかホンダとか、メルセデス・ベンツとか)ですから、中には見たことのある車も存在するかと思います。

車が好きな人はきっと思う存分楽しめると思います。

オンライン専用になった

今作グランツーリスモSPORTは、完全にオンライン専用タイトルとなりました。これまで通り一人でコツコツ遊ぶモードもありますが、主軸は完全にオンラインになっています。

オンライン対戦特有のライセンス

過去の作品を遊んでいる人は分かるかもしれませんが、「ライセンス」というプレイヤーの腕の指標となるものがありました。一定数の課題をクリアすることでランクが上がり、参加できるレースが増えたりと、遊びが広がる仕組みになっていました。

しかしこの仕組みが、完全にオンライン向けの設定に変更されていました。

ライセンスは2種類あります。純粋にプレイヤーの腕を示す「ドライバーレーティング」、そしてプレイヤーのスポーツマン精神を示す「スポーツマンシップレーティング」です。

スポーツマンシップレーティングってなんぞね?という感じですが、その名の通りプレイヤーのスポーツマンシップを示すそうです。

カーレースはスポーツであり、お互いルールやマナーに則って気持ちの良いプレーをしよう、ということだそう。ですから、他車との接触や蛇行、危険運転を繰り返していくと、スポーツマンシップレーティングは下がっていきます。

逆に、安全にかつレースを楽しむことが出来れば、スポーツマンシップレーティングは向上していきます。

なかなか面白いことを考えましたよね。ガンダムVSとかにもこのレーティングつけてほしいです(そして全員速攻で最低ランクになる)。

謎に充実しているミュージアム

ミュージアム、というモードがあります。これは車の誕生よりも話の規模がでかくて笑ってしまったのですが、車の製造会社の誕生から現在に至るまでの歴史を勉強することが出来ます。

どんな人がどんな車(バイク)を何台製造して、どういう経緯でこんな車を作ったよ、今はこんなことをしているよ、というのを、各会社ごとにみっちり勉強できるのです。

車に詳しくない人も、これだけでかなりの勉強になりそうです。

謎の技術力を感じられるフォトモード

過去作から存在していましたが、愛車と好きな場所に行って(好きな背景画像を選んで)写真を撮ろう!というモードです。明るさや画像にかけるエフェクトなど、さまざまな雰囲気の写真を撮ることが可能です。

過去作については知りませんが、とりあえず今作の背景は実際の写真だそうです。実際の写真の上にフルCGの車を設置していることになります。

車の位置やタイヤの角度など、ニッチな層が喜びそうな細かい設定が可能です。なのにどうしてここまで違和感がないのか…ポリフォニーデジタルの技術力を感じられるモードです。撮影ボタンを押したらレンダリングが始まってちょっと笑いましたが。

総評

オンライン専用タイトルになったこと、そしてレンダリングと物理シミュレーションに力を全振りしたことによって、よりニッチな層向けタイトルになってしまったのではないかと思います。

ですが、オンライン専用となったことで運営型になり、これから週ごと・月ごとに大きな大会が開催されたりと、息の長いコンテンツになりそうです。PS4proを持て余している人は、この機に活かしてみては?

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