ニンテンドー3DS

【ネタバレなし】真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY【レビュー】

2017年10月26日にアトラスより発売されたニンテンドー3DSソフト。ニンテンドーDS作品である真・女神転生シリーズの外伝作品「真・女神転生STRANGE JOURNEY」に新たな要素を加え、パワーアップして帰ってきたリメイク作品です。

私はペルソナシリーズやライドウシリーズは遊んだことがありましたが、実は女神転生シリーズについては初めてのため、なんか女神転生シリーズに詳しい人に話を聞きながらのプレイとなりました。

ペルソナシリーズの4以降とは違い、メンタルに悪いことは目に見えているため、ドキドキしながらのプレイになりました・・・

女神転生あるある

どうやら女神転生シリーズは、お決まりの流れがあるらしく、外伝作品であるSTRANGE JOURNEYも例外ではないとのこと。

スーパーマリオで攫われたピーチ姫を助けに行くとか、ゼルダの伝説で復活したガノンドロフを封印しに行くとか、いわゆるそういうやつです。

以下大まかな流れ↓

①人間世界に突然現れた悪魔によって人類が滅亡の危機に追いやられる!
②主人公やその仲間たちはなんやかんやで悪魔を使役する力(装置とか)を手に入れる!
③そこに悪魔と対立する天使も現れてもっとややこしい状況に!
④悪魔・天使・人間にはそれぞれの思想をもっており、この状況下(作による)、主人公は生き残るためにどの立場を選択するか?

だいたいどの作も上記の流れのようです。

主人公が生きている環境や追われている状況、人間関係などが作によってさまざまであり、悪魔・天使の思想も作によってちょっと違うそうです。

そんな状況下で、主人公やその仲間(?)たちは、生き残るための最善の選択を迫られます

ゲームシステム

個人的には女神転生シリーズが、アトラスの本領発揮というか、最も生き生きした作品づくりをしているのではないかと思っています。

ペルソナシリーズが今ほど大人気作品となる前は、アトラスといえば鬱ゲー的な印象がありました。

マス目状のダンジョン探索RPG

マップ形状固定のダンジョンを探索し、ランダムエンカウントで出会った敵をコマンドで倒していく、シンプルなRPGです。

3DSの上画面に一人称視点、下画面にダンジョンのマップが表示されています。

ですがまあ上画面の一人称視点で見えるものもそこまで無く、ほぼ雰囲気作りであり、実際やってみると上画面だけを見ながら探索をすることはあまりありません。

また、ダンジョンは一度歩いた箇所が自動的にマッピングされていく作りになっているため、初めて訪れるダンジョンはどんな地形になっているか全くわからない状態です。

ちまちまとマッピングしながら遊ぶのが煩わしくなければ、隅から隅まで歩き回りたくなるタイプのやつですね。

初回遭遇時の敵がUNKNOWN

女神転生シリーズはだいたいシステム等に変わりがないので、STRANGE JOURNEY特有のシステムというのはほぼ無いのですが、唯一この作特有のシステムがこのUNKNOWNです。

STRANGE JOURNEYでは、敵とエンカウントした際、その敵が初めて出会う敵だった場合、UNKNOWNとして現れ、姿かたちが一切わかりません。

初対面の敵に対して、弱点や使用スキルなどの推測を立てることが実質不可能となっています。

女神転生シリーズはプレイヤーに容赦がないゲームとして一部のコアファンに人気なのですが、その容赦なさに拍車をかける要因になっています…

初対面の敵の属性が不明なのは当たり前では?と思う人へ

アトラス作品にあまり馴染みがない人は、初対面の敵は姿かたちが分かっていても属性まで知っておくのは事実上不可能では?と思われることと思います。

逆に、これまで何作もアトラス作品に触れている人からすると、非常に「わかる…」感あると思います。

アトラス作品には、女神転生シリーズ・葛葉ライドウシリーズ・ペルソナシリーズ、それらの派生作品など、様々に展開していますが、その多くが「悪魔」というキャラクターリソースを共有しています。

女神転生・葛葉ライドウシリーズでは「悪魔」、ペルソナシリーズでは「ペルソナ」として登場しますが、その名称やデザインは同じである事が多いです。(作によっては見た目がぜんぜん違うこともある)

そしてまた、これらの作中で使用できる技スキルは「物理・火・氷・風・雷・闇・光」+作品固有の属性で構成されていることがほとんどであり、キャラクターが同じであれば弱点・耐性・使用スキルなども似たような構成になっている場合が多いのです。(ポケモンの外伝作品でもピカチュウがでんきタイプのような感じ)

ですので、これまで1作でもアトラス作品を遊んでいれば、2作目以降は「このキャラクターは〇〇属性が弱点だったな」と記憶を頼りに進めることも可能(技構成が変わっていたり作品オリジナル悪魔だったりすると別)なわけです。

しかし今作STRANGE JOURNEYは初遭遇時はUNKNOWN、姿が不明のため、見た目で判断することは不可能です。

相手のレベルももちろんわかりませんから、今のパーティレベルで勝てる相手なのかどうか、殴って殴られてみるまでわからないという、なんとも情け容赦ないことになっています。

悪魔会話システム

最近の作品では、なんとペルソナ5に簡易的な悪魔会話が採用されました。

ペルソナシリーズでボス級悪魔と会話できるとは思っていなかった(というか敵を悪魔という扱いをしない)ので、ライドウをやってから悪魔会話の機会がなかった私としては嬉しさ百点満点でした。

悪魔会話システムは女神転生シリーズで採用されていたシステムであり、エンカウントした敵に交渉を持ちかけることが可能です。

交渉できる内容は、お金をもらう・アイテムを貰う・仲間になってもらう、など。作によって表現は異なりますが。

女神転生シリーズでは、基本的に交渉を持ちかけることでしかパーティメンバーを増やすことができず、主人公だけだと普通に死にます。

交渉相手となる悪魔たちのユニークな話し方・性格も人気の一つと言えるでしょう。

今作について

一通りシステムについて語ったところで、本作「真・女神転生DEEP STRANGE JOURNEY」について何か語りたいところなのですが、この作固有の話をしようとすると、どうしても語れる部分はシナリオ周りになります。

シリーズ物ですので、基本的にシステムは共有ですし、作ごとに大きくテイストを変えてくることもあまりないシリーズであり、どの作も目の前が絶望に満ちています。

その中で語るとすれば、今作はSTRANGE JOURNEYのリメイクであり、キャッチコピーにもあるようなよりDEEPな体験ができる、というあたりでしょうか。

DEEPな体験というのはSTRANGE JOURNEYから色々と追加されたコンテンツのあたりを指してのことでしょう。

ですから今から買うなら、DSソフトのSTRANGE JOURNEYではなく、3DSソフトのDEEP STRANGE JOURNEYを買いましょうというところでしょうか…。

ほとんどネタバレなのであまり触れられる事がありません。公式サイトを見ましょう。

何ルートを選ぶべき?

女神転生シリーズは上述のように、悪魔・天使・人間、どの立場に味方するか?を選択する必要があります(だいたい)。

何ルートを選ぶかは正直好みの問題ですので、何を選んでも問題ありませんが、今作DEEP STRANGE JOURNEYでルートを悩んでいる人向けに、個人的なルート優先度を紹介します。

①ゲームをプレイして、このスタンス・キャラクターに着いていきたい!と思った心のままに選ぶ
②特に決められない場合は、悪魔(CHAOS)
③ハードなゲーム体験をしたい人は、人間(NEUTRAL)

という感じです。

好きなルートを選ぶのが一番ですが、もし悩むのであれば、

悪魔(CHAOS)天使(LOW)>人間(NEUTRAL)

でしょうかね。個人的には天使と人間は優先度的にそこまで変わりないかな、とは思うのですが、人間ルートは難易度が高い傾向にあるため、シリーズ初プレイの方などは、安全に天使を選択するのが良さそうです。

総評

3DSソフトのゲームですが、クリアしてみたら総プレイ時間は80時間を超えており、かなり遊びごたえのある1本だと思います。

RPGとしても難易度は十分すぎるほどであり、しっかり腰を据えて遊びたい人にはとても良い作品だと思います。

とりあえず、リメイク版である今作の追加要素である、赤いスーツの女の子には、忘れずに着いて行きましょう!

 

関連記事

  1. ニンテンドー3DS

    【ネタバレなし】新・光神話 パルテナの鏡【レビュー】

    2012年3月に任天堂から発売されたニンテンドー3DS用シューティング…

  2. ニンテンドー3DS

    【ネタバレなし】逆転裁判123 成歩堂セレクション【レビュー】

    2001年10月に発売された「逆転裁判」をニンテンドーDSに移植の際に…

おすすめ記事

  1. PlayStation3

    【ネタバレなし】オーディンスフィア レイヴスラシル【レビュー】
  2. PlayStation3

    【ネタバレなし】憂世ノ志士【レビュー】
  3. PlayStation4

    【ウィッチャー3】通常版とゲームオブザイヤーエディションの違い
  4. PlayStation4

    【ネタバレなし】GOD OF WAR(PS4)【レビュー】
  5. PlayStation4

    【ネタバレなし】NieR:Automata(ニーア オートマタ)【レビュー】
PAGE TOP